やさいのかきあげ定食

大親友の彼女のツレ TANIステガチで使ったお前

第1回スマバトSP オフレポ

 1月6日(日)に開催された第1回スマバトSPに参加してきました。スマバトに遠征するのは実に1年ぶりです。正月休みを利用して、今回は4日間みっちりスマブラ漬けの生活を送りました。

 

1月3日(木) シンナナキ宅

 シンナナキ宅は自分がスマブラ4を始めて宅オフに参加し始めた頃からお世話になってる宅オフです。(と言っても1年ぶりくらいに行きましたが…) そして自宅からすぐ行くことのできる数少ない宅オフです。

 しずえ使いのCoralさん、DeToNator所属のプロゲーマーのマルキナ使いのPegaさん、インクリング使いのエルさん(対戦中なぜか無限にインクリングの弱をネガってくる)、スネーク使いのしょーぐんさん、ピチュー使いのかけらさんとフリー。

 対戦経験の少ないキャラ、しかも自分より数倍強い人にたくさんボコられて本当に最高でした。キャラ対メモがっつりいろんなこと書き込めてよかったです。
この時期、仲良い周りの人がスマメイトで良い成績出してるのに、自分は全然上に行けてないのが悔しくて結構やさぐれていたのですが、シンナナキ宅でバカみたいに超ボコられたおかげで自分がまだまだだということを実感できました。
ちっぽけなプライドを捨てることができたので行って本当に良かったです。

 この晩、夜行バスで大阪に行く予定だったのでシャワーをお借りして22時には新宿に出発。夜行バスに乗るのは実に小学生ぶりでした。夜行バスの使用感は特にないですが、まあ〜乾燥しますね。本当に地獄かと思った。水・マスク必須です。

 

 

 

1月4日(金) スマバト対戦会プレ対戦会

 大阪からも近く、CYCLOPSがある野田からも、スマバト会場がある住道も近い京橋に宿をとっていたので、そこに荷物を置いて寝た後、ルーシアさんの主催するスマバト対戦会プレ対戦会に参加。毎週金曜日に行なっているCYCLOPSのトーナメント自体は無かったのですが、プレ対戦会があるということで参加。

 着いて早速しぇあさん(ベルモンド使い)にリヒターのモノマネをするが困らせる。フリー対戦はルーシアさんのメタナイト、透橋さんのポケトレやウルフ、Harukiさんのリヒターとメタナイト、ケイさんのケンと対戦。(結構入れ替わりあったので抜けている人いたら申し訳ないです)

 ここでは透橋さんとポケトレミラーをすることで、刺激があったのがよかったです。透橋さんはポケトレの中でもフシギソウを中心に使っているそうで、フシギソウをうまく扱えない自分にとってはとても参考になる動きが見れたので良かったです。
かつ、透橋さんはスト5勢らしく、サガットという待ち主体のキャラを使っているそうで、それがフシギソウの性能と似てて気に入って使っているという話も聞きました。


 スマブラSPは格ゲーなのか?と問われたら、そこは難しいので置いておきますが、違う格ゲーをやっている人から、相手がこういう動きをしてるから自分はこういう動きをとる、といった話が聞けたのは非常に参考になりました。
自分はフシギソウを使うのがとても苦手で、それは自分が「待つ」のが苦手だからだと常々思っていました。でも、「待つ」って一体なんなんだ!?と思っていたところに、別の格ゲーで待ち主体のキャラを使っているプレイヤーから、これが「待ち」の極意!ということを聞けたのは本当に良かったです。

 自分の動き方、そして相手の動かし方を考える立ち回りのきっかけになりました。収穫があって良かった。なおその後、Haruki・ベルモンドには1回も勝てませんでした。あと会場でかいデデデさんがずっとチクショ〜って叫んでてうるさかった。(かいデデデさん1番前にいるのに俺のいる会場後ろまで聞こえる) その後あすいさんに初めて挨拶して京橋に戻って就寝。

 

 

 

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サムネイル用たこ焼き。関西のたこ焼き、生地がふわふわモチモチで美味しい。

 

1月5日(土) スマバト対戦会

 スマバトSPの大会前の対戦会に参加。お昼くらいから行きましたが大盛況。遠征して困るのが、顔見知りがいないこと。しばらくうろついた後、同じく遠征して来てるそうかる君を発見したので捕まえて喋る。
同郷の顔見知りと話して緊張もほぐれたところで、おすしさんと一緒に遠征して来てたサカキさんと対戦。あんまり対戦できなかったけどロボ強かった…。その後はおすしさんを見つけたのでフリー。

おすしピチュー強かった勝てんかった。 

 
 その後は関西のおすしリスナーに挨拶しつつ、フリーして回る。その中でもDIOさんとずっとフリーさせてもらって苦手だった対スネークすごい積めたのが良かった。

 強豪スネーク使いのDIOさん・しょーぐんさんと、ここ4日間でみっちり対スネークやらせてもらいましたが、DIOさんは褒めて伸ばすタイプでしょーぐんさんは叱ってくるタイプですね。DIOさんは「それうまいねぇ〜」って言ってくれるけど、しょーぐんさんは「やさいさんはC4見る努力してない」って言ってきます。すみません…。



 この対戦会中、明日の第1回スマバトSPの予選表が発表されました。

 

私は14ブロック。今回は総当たり1先、10人中上位4名が通過できる予選です。 

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 あんまり名前聞いたことない人が多くて不安。歩く情報屋ことにるどさんにリプライで予選のキャラをほとんど教えてもらい感謝。
この中では私の実力的に、ザクレイ君とルナマドさんに勝つ見込みはほとんど無いと考えました。なのでこの2人には負けてもいいけど、他の方には絶対に勝つという意気込みで臨むことにしました。

 forからの私の苦手キャラであるロックマンが予選にいるということで、おすしリスナーであるロックマン使いのコムギコさんとルナマドさんがやってるところへ凸ってフリー対戦。しつこいくらい質問しまくってメモに書きまくる。コムギコさんもルナマドさんもスマメイトレート1900で、俺より格段に強いので、超ボコられて最高でした。いつも俺をボコってくれる皆さま本当にありがとう。

 ただ、ソニック使いのですもさんは、私より戦績を残してるプレイヤーというのは知っていました。だから勝つためにソニック対策を少しでもしたかったのですが、会場を探し回ってもソニックはいませんでした。ソニックとはメイトで1回対戦しきったきりで、そこでやったとき、ソニックはforとかなり違った立ち回りになっていたのでそれが不安でした。結局対ソニックは積めずに帰りました。

 

 

 

1月6日(日) 第1回スマバトSP

 朝。住道駅に到着。かいデデデのってぃーと合流し、会場付近のセブンイレブンで大会前の朝ごはんを購入。この日帰る予定だったのでスーツケースを持っていたのを見たレジのお兄さんが話しかけてきました。

 レジ「ご旅行ですか?」
 俺「まぁそんなところですね。ゲームの大会に遠征しに来まして」
 レジ「やば!(爆笑) え、スマブラですか?」
 俺「(いやバレとんのかい) そうです」
 レジ「へぇ〜、頑張ってください!」

レジのあんちゃんの応援を背に受けセブン出発。


 朝のフリーは予選にいるキャラとやりたかったし、スネーク使いのkounotoriさんのことは警戒していたから、スネークとは絶対に朝やろうと思ってました。なのでスネーク使いのちげさんと、パルテナ使いのらららしさんがやってるところに混ぜてもらいました。温めてもらった鶏めし弁当(買ったらのってぃーさんにヤバすぎる…って言われた)を食べてたら「食べ盛りですね」ってちげさんに言われた。

 あとはにるど情報によるとクロムがいるらしくて、クロムは強キャラと聞いていたのでやりたかったのですが、できませんでした。予選にフォックスもいたので、つなさんのフォックスと1戦できたのも大きかったです。ただ最後まで結局ソニックとはやっぱりフリーできない運命でした。

 

 

予選

敬称略
全てポケモントレーナー固定(よく訊かれますがリザードン以外も使ってます)

ザクレイ ウルフ 0-1 負け
やはり別格の強さ。でも3タテされるということはなくて良かった。序盤の下投げDA〜の投げコンを知らず、めっちゃ痛い火力を稼がれてしまった。対策必須キャラだと感じさせられた。

ぽんたる ロックマン 1-0 勝ち
前日に死ぬほどやったコムギコさんロックマンとの試合を思い出し、着地を丁寧にしようということを頭に入れて臨む。撃墜あまりうまくできなかったし、先行してもすぐ追いつかれてしまうことが多かったけど、こっちがリードしてるんだから待とう待とうと冷静に自分の気持ちを保てたのが大きかった。

crisys/くらいしす ピチュー 2-0 勝ち
ピチューはきこかけらおすしスマメイト等でかなり経験があり、相手の強い行動に対する回答、撃墜方法の拒否も頭に入っていたのでかなり自信があった。こちらの撃墜拒否だけされないように気をつけていたが、フシギソウリザードンでいい感じにプレッシャーを与えられてうまく撃墜できた。

レイフィル リドリー 2-0 勝ち
にるど前情報ではクロムだったがリドリーだった。ポケトレリドリーはポケトレ有利だと自分は思っているのでリドリーが出てきて少しほっとした。リドリーは長いリーチを活かした立ち回りが強いキャラなので、ゼニガメでガンガン間合い詰めて差し込んで火力稼いでフシギソウリザードンで撃墜という、いい試合運びができて良かった。

伸一郎 フォックス 1-0 勝ち
がっつりやったことはないものの、今作のフォックスはアホほど火力高いのを知っていたのでその展開を拒否することだけ心がけた。着地狩り拒否がうまく行ったし、相手が空Nで差し込みたそうにしてたところのジャンプを、フシギソウの先出し空上で撃墜できたりしたのがでかかった。でも上スマ伸びすぎ。フシギソウのステップのケツに上スマされて死んだ時オイオイとなった。

ユッカリーナ むらびと 2-0 勝ち
今作からの新規勢らしいが、崖にボーリングちゃんと落としたりしてたので警戒しつつ臨む。forの時の対むらびとを思い出しつつ火力を稼ぎ、こっちのわからん殺し刺さって勝ち。

ですも ソニック 0-2 負け
ここは勝ちたかったがやはりダメだった。ソニックが強い行動はわかっていたし、相手の撃墜方法もわかってたけど、最後までどのポケモンを出せばいいかわからずこっちが対応できずに負けてしまった。その後フリーさせてもらったけど、多分ポケトレ側めっちゃつらいってことはないと思うので修行してきます。

kounotori スネーク 2-0 勝ち
ですもさんに負けてしまったので、kounotoriさんに勝たなければ自分の予選落ちは確定する試合だったので絶対に落とせなかった。しかもこれが予選最終試合。めちゃくちゃ緊張してたが、ステージは幸い手榴弾もC4も見やすいエレクトロプランクトン終点化。DIOさんとしょーぐんさんで積ませてもらった経験を活かしてフシギソウで戦う。相手ポケトレ知らなさそうだったのと、スネークのやりたいことばっちり拒否できて勝ち!本当に嬉しかった。予選で初めて勝ってよし!ってガッツポーズしてしまった。

ルナマド クッパ 0-2 負け
オンラインのフレ戦でも、前日のフリーでも全然勝てなかったから勝てないだろうと思ってた。勝つ気で挑んだけど全然ダメだった。対クッパ、こっちがゼニガメフシギソウで必死に稼いでもNBで一気にあぶられて40%くらい稼がれるのが本当にキツい。もっと復帰阻止しないとダメだ。あと多分リザードンもう少し多めでも良さそう。

 というわけで6勝3敗で人生初めての予選突破。嬉しかった。キャラ対してなかったらやっぱりどこかで負けちゃってただろうなって思ったら、やっぱりキャラ対ってすげー大事だって思えたので良かったです。いろんな人からたくさんおめでとう!とか、がんばれ!ってリプライもらえたのも嬉しかったです。

 

 

 

本戦

敬称略
ポケモントレーナー固定


勝者側1回戦 つ〜・サマー ファルコン 0-2 終点負け すま村負け

SPになってから得たファルコンの情報→ステップがキモイ

 ナックルが飛ばずに序盤にコンボソースになるということは知っていたが、そうじゃなくてつ〜・サマーさんの崖狩りがヤバすぎて一切登れなくてマジでヤバかった。いろいろ試したけど本当に崖登れなかった。
泣きそうだったけど、forの時リザードンで崖登れないの当たり前ってこと思い出してめげずに頑張る。頑張ったけど最後まで一生崖出されて崖で殺されてオワオワリ。つ〜・サマーさんが硬いプレイヤーだということは知っていたけどまさかこれほどまでとは…。

 2戦目、戦場と迷ったけどすま村の台下でフシギソウでインキャしようと決め込んだ。インキャ戦法かなり刺さって相手も事故って、これいけるんちゃうか?崖も台上に着地することで1戦目より狩られることはなかった。
ただフシギソウのNB暴れに膝決められて早期撃墜されてしまったのと、フレアドライブの後隙出すの2回やってしまって、それ狩られて死んでしまったのが実にアホすぎた。
あと70%くらいでフシギソウの上B先端で死ななくて、崖上がらせてしまった時心折れてしまった。本当に早期撃墜されるとこのゲームキツいから、それ心がけようと思ってたのにどうして自分はすぐに忘れてしまうんだろう。
つ〜・サマーさんが俺より全然強いプレイヤーだっていうこともあるからある程度は仕方ないなって思うけど、それでも自分の痛いミスでストックを失うって本当にバカだなって思った。

 

 

敗者側1回戦 しゃち 格闘Mii 0-2 終点負け 戦場負け

 おすしリスナー。しゃちさんとはオンで結構フレ戦してるけどマジで強い。本当に俺のこと毎回処理してくるのやめてほしい。んでシーク出されるまでもなく負けたのが悔しい。

 あんまり覚えてないけど、1戦目は適当な着地か地上暴れに上スマ刺されて死んじゃったのと、普通にダメージレースで勝てなかったなという印象。格闘Mii火力高いし、着地狩りめちゃ強いからこっちが2倍触らないとダメだなという感じだった。あとフシギソウで待つの下手すぎる。あと崖外鉄球にフシギソウで当たるのは脳みそ死んでる。本当にこういうのが多すぎる。

 2戦目は下Bのカスタム技?のゼロサムみたいなフリップメテオで事故ってしまったのが痛かった。変なベクトルで飛ばすのやめてくれ…。崖上がりに下スマで死んだのもようわからんくて、結構対戦中にイライラしてしまったのを出してしまったかもしれん。しゃちさんゴメン…。

 それにしても格闘Miiっていうか、あらゆるMiiの対策をする気がおきない。カスタム技も、どれが強くてどういう性能かを調べたり考えたりするのも大変だし、数が多いからデフォしか使えないようにしてくれと思ってしまった…。文句言うのも情けないし、超〜やりたくないけど自分でやるしかないかなーーー。うおーーー!いやだーーー!!!!!!



 というわけで、第1回スマバトSPは最速敗退で97th(ベスト128)で幕を閉じました。自分としては今の実力だったら予選抜けが精一杯だなと思ってたので、まあ妥当だと思います。しかし、目標の予選突破が達成できたのは本当に良かったです。

 今後の目標としては、自分より強い人に勝つこと—upsetを起こすには?ということを考えるのと、まだまだ知らないキャラのことを勉強すること。そして今後も総当たり予選は抜けて行きたいということです。

 来週土曜日にありますが、次の1月12日(土)開催の第2回ウメブラSPの目標は、勝者側で2回勝つこと。つまりupsetを起こすことです。もし負けても敗者側で通過するということです。頑張ります。

 

 


 最後になりますが、やはりスマバトはいいですね。雰囲気がいい感じでまた行きたくなります。今度は夏あたりにまた遠征したいです。今回話してくださった皆様、フリーしてくださった皆様、そして7000文字になってしまったオフレポを読んでくださった皆様、ありがとうございました!

スマブラforWiiU 思い出話 〜キャラ対について〜 後編. 対ベヨネッタ

 皆さまこんにちは。大乱闘スマッシュブラザーズSP最高に面白いですね。ちなみに俺はまだキャラ出し終わってません。パルテナとクロム使いたいのに…。

 

 


 今回も前作のスマブラ4の思い出話です。今回は、前編, 対ディディーの続編です。ベヨネッタとして紹介します。

 ※ キャラ対の重要さについては前回前々回の記事でクソほど強調したのでそちらをご覧ください。

 

 

 

後編. 対ベヨネッタ

 


 俺は前作のスマブラ4ではリザードンを3年半ほど使いました。しかし、そのリザードンの他に、もう1体別のキャラも使用していました。それが、スマブラ4最強キャラであるベヨネッタでした。


 ベヨネッタのここが強い。まず下Bのウィッチタイム(WT)。時を止めて相手をスマッシュ攻撃で破壊する。70%くらいが撃墜ライン。やばすぎ。しかも台上にベヨが降りたら、とりあえずベヨ側がWTするかしないかの択になるのがやばい。復帰性能がヤバイ。冗談抜きでどこからでも帰ってこれる。しかもこちらが阻止をするのはむちゃくちゃに難しい。ベヨ側がする復帰阻止も強い。上Bと空Nで外にふっとばし続ける両対応の復帰阻止でコントローラーを投げた人も多いでしょう。とりあえず待ちが強すぎる。NBのバレットクライマックスと、空Nでひたすら待ち、相手に攻めさせることができる。しかも、立ち回りの弱いキャラクターを圧倒できるほどの強い立ち回り。もう単純に技の性能がアホみたいに強い。発生4F上Bからの高火力コンボは最悪。空後の持続もバカみたいに長いし、全体フレームも短い。ベヨ側が適当に空後を連打してるだけで相手は死ぬ(マジ)。崖上がりの選択も多い。こっちが有利状況だと思ってしっかり崖を見てたのに、崖離しWTやジャンプ上がりWTにひっかかってキレた人も多いだろう。投げ撃墜持ちなのでガードしてりゃ死なないという自体にならない。ベクトル変更をミスれば発生がクソ早く、後隙もバカほど短い下強・上強からの空上確定撃墜持ち。しかも空上は回避しても当たる。さらに凶悪なのが、上方向もしくは横方向への即死持ち

 ?^^

 文句なしの最強キャラです。ていうか、このスマブラ4というゲーム性から逸脱してる存在な気もする。俺はこの最強キャラを使っていました。(浅かったけど) そして、強キャラだからこそ使用人口も多く、対策すべき筆頭のキャラと言っても過言ではないです。

 

 


 そんなスマ4も終わりかけの11月上旬。俺はある人と上智大学スマブラ大会で初めて喋りました。それがパックマン使いのかいデデデさんでした。かいデデデさんについては、彼の有名なブログ「かいデデダイアリーを読むことをオススメします。めちゃくちゃ面白いので、あなたは今日徹夜をしてかいデデダイアリーのアーカイブを読み漁るでしょう。その中でも、かいデデデさんがスマブラにかける思いをぶつけた記事は必見です

kaiddd.hatenablog.com

 この記事。

 


 かいデデデさんとは、おすしさんというかの有名な配信者の配信でクソコメントをしあう仲でした。つまりリスナー同士でした。
 俺らの故郷〜おすしさんのTwitchチャンネル

www.twitch.tv
なので一応、おすし配信リスナー同士としての認識はありました。配信でクソコメをしあう仲。そしてそのリスナー内でも配信をしている人が多く、かいデデデさんもそのうちの1人でした。俺はかいデデデさんがバカみたいにクソでかい悲鳴をあげるダークソウル配信を見たり、UNDERTALEのサンズという最強キャラクターが倒せなくて苦しんでいる配信を見てはクソコメをしていました。

 

 


 端的に言うと、かいデデデさんとはオフでは11月の上智大学の学祭まで話すことはありませんでした。でも、オンでクソコメをぶん投げあってる仲なので、オフで打ち解けるまでの速さは2フレームもかかりませんでした。フォックスの弱より早かったです。


 俺は10月後半から11月いっぱいは平日大会は皆勤だったのですが、かいデデデさんもそうでした。行く先に行く先かいデデデの名前。トーナメントでは当たることは1回もなかったけど…。そんなかいデデデさんが、スマブラ4が終わるまでの残り1ヶ月間、ウメブラFinalのAクラストーナメントの予選を抜けるということを目標に掲げているということを知りました。(かいデデダイアリー参照)
 だからこんなにたくさんオフに来ているそうな。俺は最後までスマ4での目標を定めて練習できなかったので、素直にウオ〜すげーと思いました。毎週オフ大会に来ている俺とかいデデデさんでしたが、その熱量には天と地ほどの差があったと思います。

 かいデデデさんとはクソコメやりとり前提なので、楽しくフリー対戦ができました。俺はあんまりパックマンと戦ったことがないものの、てぃーさんというパックマン全一のプレイングが好きだったので、スマバトの配信に映るたびよく見ていました。そのこともあり、パックマンがやられて嫌なことや、パックマンの中でも気をつけるべき技のことをある程度は知っていました。
 ただ、一方のかいデデデさんはベヨネッタ対策がめちゃくちゃ下手でした。だから最初のうちは即死をクソ決めまくって撃アピしまくってました。(すみません)

 

 

 対ベヨネッタ一番大事なのがまず即死をされないこと即死をされない方法、それはベクトル変更とずらしでした。これに苦しんでベヨネッタの顔を見るたびにブチギレるようになったという人もいるでしょう。そして、このベクトル変更とずらしは、ベヨネッタをそれなりに使い込むか、ベヨネッタ使いとかなりの数の経験を積まないと身につかないと思います。なぜなら、知らなければそれほどベヨネッタの即死を避けるということが難しいからです。

 かいデデデさんはそのずらしとベクトル変更がめちゃくちゃ下手でした。なぜなら知らなかったから。まず、上Bのずらしが最悪でした。そのあと俺はかなりの頻度で空中横Bのコンボを追撃することができました。ベヨネッタとしては一番おいしい展開です。そして、さらにその空中横Bのベクトル変更が最悪で、そのせいでベヨネッタの空上を高い位置でつながるようになってしまい、それで早期撃墜されていました。

 俺はベヨネッタを使ってても、実戦で即死がうまく決まることがありませんでした。トレモでノーベク変ノーずらしのガノンドロフに、せいぜい上即死をするくらいしかできませんでした。だから、俺に即死される人というのはまじで失礼ですが、本当に相当にベク変およびずらしをサボってる…いや、サボっているというより、純粋にどこにベクトル変更したらいいか、ずらしたらいいかというのがわかっていない・知らないという人が多かった印象です。

 

 


 かいデデデさんは平日トナメで、ベヨネッタクラウドゼロスーツサムスという強キャラ3種類を扱える強豪プレイヤーのやまにょんさんと当たることが多く、やまにょんさんのベヨネッタにバキられているのを俺は遠目で見ていました。やまにょんさん、パックマンに死ぬほど有利なクラウドじゃないんだな〜と思いつつ…。(曰くクラウドが空上してるだけでパックマンが終わるらしい) スマブラ4圧倒的なキャラパワーの差に、パックマンじゃ為す術ないんかなぁと思ったりしていました。でも、かいデデダイアリーに書いてあるかいデデデさんのケツイは本物でした。俺はかいデデデさんに、オンラインでベヨネッタの対策を教えてくれと言われたのです。

 俺は手始めに、ベヨネッタに即死されないために、各種攻撃のベクトル変更・ずらしのハウツーを教えました。自分の%によってずらす位置や変更の向きを変えなければならないのが対ベヨネッタで、これがかなりくせ者です。ベヨネッタがこの%では何を狙っているとか、何をしたいか、撃墜方法はこれを気をつけろ、などなど…細かく教えました。かいデデデさんはそのたびに熱心にメモをとっていました。すごく勉強熱心だなと思いました。それほどかいデデデさんのケツイは大きかったのだと実感しました。

 

 


 ちなみに、かいデデデさんのUNDERTALEというゲームの最強キャラ、サンズを倒すためのキャラ対メモはこちらです。

 やる気あんのか?

 

 

 かいデデデさんにベヨネッタ対策を教えてからは、俺は以前のようにかいデデデさんに即死を決めることができなくなりました。最初は上回ってたフリー対戦の勝率も、徐々に負け越すようになりました。俺が教えたことを意識するのは前提として、これはああしよう、これにこうリスクをつけようなど、かいデデデさんが自分なりに試行錯誤をしながらプレイしているのが印象的でした。
 

 そしてそれは実ったと思います。やさいかきあげさんのおかげで別のベヨネッタ使いに勝ち越せるようになった、とかいデデデさんが報告してくれた時には、俺は飛び上がるくらい嬉しかったです。ウメブラFinalでもベヨネッタと当たっている試合があったので見ていましたが、マジで余裕で勝っていたので本当に嬉しくなりました。俺で対ベヨを積んでくれてありがとう…(?)

 

 


 ウメブラFinalで俺はかいデデデさんとガチ2先をやりました。結果は負けでした。完敗でした。俺のベヨネッタは完全にかいデデデさんには通じなくなっていました。対パックマンで気をつけるべきことはたくさんありましたが、俺はそれを最後まで矯正できず、展開をみずから喪失してしまいジリ貧で負けてしまいました。キャラ対を積んでしかもそれを実行し、苦手だった対ベヨを克服したという点で、俺はかいデデデさんには完全に負けたと言っていいと思うし、俺はそれを受け入れています。

 これ、最後パックマンの横B復帰に空後しに行って、アーマーに当たって崖メテオになって死んだんですけど、その時にかいデデデさんのほうから「WTすればよかったね」とアドバイスをもらって、ああなるほどなぁと思った時に、本当に覆されたなと感じました。

 

 でもマジでこのクソみたいな煽りキーコンで負けたのが一番むかつくわ。こいつSPでボコってやるから覚えてろよ

 

 

 キャラ対、本当に大事。勝てなかった相手に勝てるようになるのは、本当にデカいと思います。そしてキャラ対を考えられるような段階になったら、それは自分のスマブラ力が基礎として固まっていると思っていいと思います。スマブラ、勝てないなあと思ったら、キャラ対をしてみるということはとても大事だと思います。
 このご時世、ツイッターでもなんでも対戦募集はできますので、勝てないと思ったらやってみるのもいいんじゃないかと思います。

 


 前編と後編、スマブラ4の思い出としてキャラ対の話を語らせて頂きました。微力ですが、スマブラで勝つことについて、誰かの考えるきっかけになれたらなぁと思います!読んで頂きありがとうございました!

スマブラforWiiU 思い出話 〜キャラ対について〜 前編. 対ディディー

 皆さまこんにちは。大乱闘スマッシュブラザーズSP楽しんでいますか?

 前回、自分が前作のスマブラforで学んだことを記事にしました。その中でも特に、「勝つために必要な要素=経験値」ということを強調して書きました。今回はさらに、「経験値」の中でも勝つために必要なこと、それは結局「キャラ対」ということについてお話しようと思います。

smashlog.games

 前回も紹介したSmashlogのしょーぐんさんの記事です。この記事内で、しょーぐんさんが、勝つために必要なことはキャラ対だ!と紹介しているので間違いないと思います。
 今回はその「キャラ対の重要さ」について、私がスマブラforで学んだことを思い出話として紹介したいと思います。

 

 

前編. 対ディディー
「ディディーコング」の画像検索結果

 スマブラ4における、立ち回り最強の筆頭キャラ。通称猿。対策必須キャラクターです。

 彼との出会いは忘れもしない、スマメイト for WiiU最終期の初日でした。(※ スマメイトとはのちょう様が運営する神サイトのことである。同じスマブラを遊ぶ者同士がサイトに登録し、レーティングを賭けて戦える最高の戦場である。)
 俺はスマメイトレーティングを万年1500切るようなプレイヤー。お世辞にも強いとは言えません。しかし、スマメイトがもう終わってしまうとのことで、forの思い出づくりに…ではないですが、そんな気持ちも半分ありつつ、スマメイトを遊んでいました。

 で、その時に彼が来た。てぃんくる

 俺はそれまでてぃんくるさんのことを全く知りませんでしたた。おっ、レート1500のディディーやん!と思っていた。ディディーは最強キャラの筆頭です。しかし俺は同格のディディーにはリザードンで勝つ自信がありました。…そう、同格のディディーには。

 

 


 1戦目、クソボコられリングで全てを悟りました。「このディディークソ強くてやべーやつだ」てぃんくるさんの最終レート1842。同格なんていう話じゃないですね。
 2戦目も気持ちよくボコられて無事終了。実に清々しい死でした。強すぎて。


 てぃんくるさんとはその後、メイトで再会することはありませんでした。(住む世界が違うので) で、そのてぃんくるさんとの再会は、11月中旬に第1回が開催された横スマのフリーでした。俺はオフ大会に2016年の夏くらいからいますが、てぃんくるさんがオフに来てるな〜、と認識していたのは今年の10月の頭からでした。てぃんくるさんが闘龍門やスマパ!等の平日大会にいるのを見るたびに、あぁあの時俺をメチャクチャにしたてぃんくるさんや…と思っていました。


 後のベヨネッタで紹介するかいデデデさんと仲良く喋ってるのを見て、あー俺もてぃんくるさんとしゃべりてー。あの時オンで俺のことボコりましたよね?ディディー対策させてください!と話しかけたかった…が、結局横スマまで話す機会がなくて、てぃんくるさんのフリーに入ったのが喋るきっかけでした。

 

 


 俺は横スマの直前のスマパ!で、りーんさんというディディー使いにクソボコられていました。りーんさんはディディーの他に、シークやピカチュウ、さらには俺のメインキャラクターのリザードンまで使える、とても器用でむちゃくちゃ強いプレイヤーです。俺の1億倍くらいの実力のあるりーんさんのディディーと、スマパ!でリザードン対ディディーのカードをやりましたが、完膚なきまでにボコされました。
 立ち回りはリザードンよりディディーのほうが強いので、ディディー側がむちゃくちゃ有利なのは明白です。もともと俺より1億倍も強いりーんさんがリザードンを使っていた、つまりリザードンの初見殺しも全て知られていたということもあり、こちらがワンチャンのワの字も通せることも一切なく、完全処理で終わりました。

 俺はこの時まで、ディディーにはリザードンしか出さないと考えていましたが、その考えはやめました。俺はベヨネッタというスマブラ4最強キャラクターも使っていました。その最強キャラクターのベヨネッタに唯一五分をとれるのがディディーでした。だからリザードンより浅い使い込みのベヨネッタでも、最強キャラなのだからキャラ対をすれば自分より強いディディーとも十分に戦えると考えました。これが俺のベヨネッタでの対ディディー」というキャラ対を考えるきっかけでした

 

 


 横スマのてぃんくるさんとのフリーでは、もともとの実力が違うということもあり、全敗でした。てぃんくるさんは明るい人で、俺とフリー対戦をしながらたくさんいろんなことを喋ってくれたし教えてくれました。とても楽しい時間だったし、有意義な時間だったと思います。俺は、ベヨネッタにディディーは基本的に何をされたら嫌か、ディディーがバナナを持っていたらどうすればいいか等を尋ねました。こちらが詳しく状況を尋ねれば、相手も丁寧に回答をしてくれることが多いです。もしキャラの話でわからないことがあって、使い手に尋ねたい時は、是非とも具体的な質問を用意してみてほしいです
 俺はてぃんくるさんから数多くの対ディディーを聞きました。てぃんくるさんはスマ宿に通っていることもあり、あかぶちさんというめちゃ強ベヨネッタと何回も対戦しているため、そのことも自分にとっては有益でした。俺より強いベヨネッタ使いと何度もやっているから、俺のベヨネッタなどボコるのは朝飯前のはずです。俺はそれでもそのボコられから何かを見出し、そして対ベヨネッタができているディディー使いのてぃんくるさんに挑まねばなりませんでした。そういった相手に自分が試行錯誤をすることで、圧倒的な経験値が積めると俺は思います。

 しかし、この後、俺は闘龍門てぃんくるさんと当たるが負けるし、葛ブラでのBクラス決勝でも負けます。てぃんくるさんは俺より強い。それはスマメイトレートという数値が明らかにしているし、てぃんくるさんのプレイ時間の差からしても明らかでした。(てぃんくるさんはディディーを50000回使ってます) 5万ってなんだ?^^;
 このゲームの強さというのは経験値で出来ていると思います。勝つためにキャラ対という経験値は必要ですが、それはプレイ時間の上に成り立ち、勝利を確実なものにするための要素だと思います。

 

 

 そして、スマブラforWiiU卒業式、12月1日と2日に行われたウメブラFinal。もちろん私も参加しました。その中で、ウメブラSATからウメブラ34までの間でTOP64に入ったことがないプレイヤーのみに参加権が与えられる、Cクラストーナメントというものに出場しました。

smash.gg

 

私の予選

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 結論から言うと、私はPool決勝まで進むことができました。しかし、Pool決勝では関西強豪ベヨネッタ使いのドクさんに破れ、敗退しました。

 このPoolの中で、私はさのさんというディディー使いと当たりました。1戦目はステージ権を取ったのでリザードンを使いましたが、負けました。しかし、惜しくも負けた試合であったので、さのさんの実力は自分と拮抗していると感じました。
 そして、俺はこの時ベヨネッタを出しました。最後までリザードンより浅いベヨネッタでした。不安はありました。もし、俺の対ディディーより、さのさんの対ベヨネッタがうまかったらどうしよう?使い込んだリザードンより浅いベヨネッタがボコボコにされて終わったら、俺は本当に悔いが残るんじゃないか?
 でも、そんな不安を払拭できて、ベヨネッタを出せたのも、てぃんくるさんに教えてもらったベヨネッタの対ディディーという経験があったからこそでした。EVO2017決勝のZeRo対Salemの対戦動画を見て、ベヨネッタがどんなことをすればいいか勉強したからでした。

【基本は空N待ち。しかし相手が時折空中前で差し込んでくることがある。そこがバナナをこちらに投げることとの読み合いになる。他のキャラにできるような空中の差し込みはむやみやたらにはしないこと。バナナからの火力を取られるのが一番最悪なので拒否すること。ディディーのバナナのインチキのようなセットプレー(例, バナナガード漏れ転倒からの横スマ)は絶対に引っかからないこと。WTを当てればすぐに死ぬからWTは積極的にパナすこと。落ちてるバナナにはWTを使うこと。フリップを警戒してラインがあるときにはステップすること。復帰阻止には死ぬ気で行くこと。バナナ生成をノーリスクでさせないために、地上横BやDAで咎めること。ディディーの撃墜技で警戒すべきものを%ごとに書き出す。】

 ...など、挙げればキリはありませんが、自分がここ1ヶ月で積んだキャラ対を全て出し切りました。それが功を奏し、俺はベヨネッタでディディーに勝つことができました。

 マジでギリギリの試合だったので、その場では感情を露わにしたりはできませんでした。それよりも、うわあ、勝てたぁという感動というか、じんわりとした気持ちが強くて、ずっと心臓がドキドキしていたのを覚えています。そして少し落ち着いてから、別の台でフリーをしているてぃんくるさんに報告をしに行きました。

「俺、てぃんさんのおかげでディディーに勝てましたよ!」と。てぃんくるさんは、「そういう報告が聞けるのが一番嬉しい!」と言ってくれました。

 

 

 

 これが俺がスマブラ4で経験した、キャラ対の重要さという話のひとつです。てぃんくるさんにはとても感謝しています。キャラ対をしよう!というキッカケをくれた一つの出来事だったからです。てぃんくるさん、本当にどうもありがとう!(SPでは負けませんよ!)

 
 てぃんくるさんのTwitter 
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 言うまでもなく超いい人です

 

 

 

後編 対ベヨネッタ に続く…。